熊野御幸。

先週末は熊野御幸してきました。念願の夏熊野!3年くらいずっと「夏の熊野に行きたい水遊びしたい」「いや、それ無理絶対しぬから」という会話を続けてきたのですが、結局叶った念願夏熊野。まぁ、うん。友人の忠告どおり文字通り死にかけましたがちょうまんぞくしたのでよしとします。以下旅の記録メモ。みくしで叫べなかった分ココで記録。
今回の行程。終業後新幹線で大阪へ→朝からレンタカーで熊野で勝浦泊→熊野巡って南紀白浜ルートで奈良泊→新幹線の時間まで奈良観光。

  • 最初は「京都に行きたい」から始まり「じゃあいっそ熊野もいかない?」「じゃあ伊勢も行きたい」「高野山もいいよね!」と収集がつかなくなった。
  • いくつかは泣く泣く削る羽目に。というか京都がまるっとなくなった(笑)
  • 当初南紀→熊野ルートだったけども、大阪で合流する友達の乗った夜行バスがまさかの故障で3時間ほどロスしたので急遽ルート変更して熊野から。
  • 遙かスキーが3人集まったので車内はずっと遙か祭り。
  • 計画当初は何故か橿原観光も含まれてたけどとりあえず通過しただけで満足。
  • 橿原という文字だけで盛り上がれる人々。
  • 車を走らせること数時間。途中休憩した道の駅で「平惟盛大祭」のポスターに盛り上がったり、川を見ては「水遊び」とか「そろそろ怨霊で川が氾濫してるんだよ」とか言いながらも熊野入り。
  • 大斎原でミラージュ!と盛り上がる2人。でも内容はうろ覚え。
  • 次の日の神倉神社でも確かミラージュで何かあったけど遠い記憶だからあまり覚えてなかったり。
  • 正直熊野あたりの話は高耶さんが死亡フラグばんばん立ててたことしかおぼえてな…*1il||li _| ̄|● il||li
  • 奈良から下ったんで熊野は本宮から行きましたがそろいも揃って「(ゲーム画面で)見たことある…!!!!」

  • 遙か抜きにしても神社は好きなのでたまらなかったのですが、本宮はやはり良かった。
  • 後白河院の文字にテンション跳ね上がってる同行者2名。
  • そのままの勢いで速玉大社へ。

  • 梛の木にやはりテンション上げる人々。うちのPCはナギはどうしても那岐と変換したいらしい。
  • この日はホテル浦島に宿泊だったのでタイムアップで観光はここまで。
  • 今回の旅は花の窟に行けなかったので次回は行きたいなあ。
  • ホテルは忘帰洞が目的でしたが、確かにこれは帰るのを忘れる…!
  • 硫黄泉ぽかったけど気持ちよかった。
  • うなじの魅力を語るうちに行き着いた話題は弁慶のうなじへ。
  • 何種類か温泉があって忘帰洞とあと玄武洞に入ってみました。うん。名前でチョイスしたよ!
  • 玄武洞も洞窟温泉だったけどやはり規模としては忘帰洞が一番でした。
  • しかし前日から風邪が悪化しててこの日と次の日は完全に片耳聴こえてなくて波の音がきちんと聞けなかったのが心残り。
  • で、次の日は朝5時半起床で、もう一度温泉に浸かってから宿を後に。
  • 昨日の続きからってことでまずは神倉神社。
  • 鳥居のとこの石碑みてきゃっきゃいってた時はその後で大変な目にあうなんて微塵も思ってませんでした。
  • 538段の石段が。迫り来る急勾配の階段が。
  • 死ぬ。
  • 流れ落ちる汗。止まらない動悸息切れ。
  • いや、ほんとに殺されるかと思いました。体力のない大人。
  • その分絶景はみれましたが、多分もう一生行けない気がします。

  • くだりの階段で幼稚園児くらいのコがほんとに転がり落ちかけてて凄い怖かった。
  • あれ死人がでますて。
  • 折角朝風呂でさっぱりしたのも数時間で汗まみれになり、温泉はいりたいと呟きながら那智大社目指します。
  • 途中で補陀洛山寺で「補陀洛渡海!」とやはり盛り上がり。
  • 遂に那智の滝へたどり着くも朝からの消耗で息、絶え絶え。
  • マイナスイオンに癒されつつ念願の那智の滝でお参り。
  • 「で、どこで足滑らせたらいい?」

  • その後青岸渡寺那智大社もぐるっとまわって充分に堪能したあと熊野蕎麦食べて移動することに。
  • 熊野古道…うん。歩けませんよ。暑いのに。体力ゲージは赤に近い黄色なのに。
  • 写真すらパネルを撮るという荒業で済ませてまた季節のいい次回にということに。
  • この日は田辺から一気に高速で奈良まで上がる予定だったので、途中の観光地をちら見しつつということに。
  • 既に午前中体力と気力を使い果たした面々は車内でぐったり。
  • 橋杭岩…は、さらりと流す(観光時間5分)
  • 折角だからと潮岬にも行くけど、やはりさらりと流す。
  • 「ここってあれだよね?束縛付与?」なんていいつつ潮岬でもテンションはあがらないまま。
  • だって予報では雨だったのに完全に日が照ってるもの。
  • 「先生、一気に帰りたいです」なんていいながらのんびり田辺を目指します。
  • 初めて走る道だけどなんというか田舎だからとても親近感わくというか走りやすかった。
  • 夕方5時前くらいに漸く南紀白浜到着。
  • ぐったりしてるけども、折角だから三段壁見たいよねと寄り道。
  • 洞窟降りるのに1500円か。高いよね。とか言ってたのに。
  • 「伝説 熊野水軍の舟隠し洞窟」という看板見て「これ行きたい!」と急にテンションがる人々。

  • エレベーターで洞窟まで下るとそこは熊野水軍パラダイス!(違)
  • どこの説明文見ても出てくる「湛増」と「弁慶」の文字に否応なくテンションがあがってゆく面々。
  • 洞窟に押し寄せる波の迫力も相俟って一気に何かが覚醒。
  • 行って良かった三段壁。

  • で、ここでまた糸がきれたが如く、もう夕方なので大人しく奈良を目指します。
  • あれだけ見てみたかった千畳敷も橋杭よろしく3分でさらりと流し、
  • あとリクエストのあった闘鶏神社にちらりと寄り
  • 弁慶と湛増の像に若干テンションあがるものの(ほんとわかりやすい)(だって朱雀スキーが3人…)

  • 体力の限界を感じあとは宿戻って寝るだけだよね!というだけだったのに。
  • ここでまさかの渋滞に嵌る。こと3時間il||li _| ̄|● il||li
  • 後からきいた話では阪和は結構渋滞なるらしく。
  • うーごーかーなーいー。と脱力しつつも、車内で宮田さんな男前図鑑聴いて大笑いしたり
  • 紅の月第二夜を聴いたりして
  • 「どうしよう!アクセルとブレーキ踏み間違いえそう!」
  • とか言ってたのも今となってはいい思い出。
  • 結局途中で一回降りて渋滞抜けたとこから高速乗りなおしたわけですが、
  • 最速ワイパーでも間に合わないくらいの豪雨に見舞われこの日2度目の生命の危機的な意味での涙目。
  • よくよく思えば今回あれだけ豪雨とか言われてたのに全くと言っていいほど雨に降られなかった晴れ女でありました。
  • 帰りの新幹線も山口で見合わせ続いてる中奇跡的に遅れがでなかったし。
  • 結局日が変わる直前に宿にたどり着き、酒盛りも出来ないままベットに撃沈。
  • 最終日は昼くらいまで若干時間があったのでその辺りをぷらっと観光。
  • 奈良は年末ぶり。というか東大寺に年末の御礼を言いにいけたので満足。
  • 薬師寺にも行って見ましたが、1週早かったら紫さんライブだったのになあと。
  • …と思ってたら何故かこの日も会場にパイプ椅子!?

  • 寺イブが最近はやりなんですか?
  • 奈良はそんなわけでさらっと東大寺春日大社薬師寺をみて終了。
  • 最終日はね、なんかもう気力も体力も限界で言葉少なでした。
  • そろそろ無理は駄目よね。

というわけで、なんというか思い返すとよく頑張ったよなあと思うこの強行軍な旅行。それでも当初の予定から龍神温泉削ったからなあ。無理は出来ない年齢になってきました。しかしこう…普通に神社仏閣巡り好きなんでよいのですが、それにおたくなお仲間が加わると歯止めが利かないですね色々と。楽しかったー!次は平泉高野山函館伊勢京都宮島行きたいと、とどまるところを知らないけど、体力。まずは体力。暫く夏の旅行は控えようと思います。しかし遙かとか諸々を抜きにしても熊野はいいところでした。昔の偉い人がなんども赴いたのがわかる気がする。

とりあえずこれは買うしかなかったというね。

*1:あと牛王符の烏が減っていって大変だ!てなってたことくらいしか。