君を待つ間。

貪るように、読む。

炎の蜃気楼シリーズ(26) 怨讐の門(黒陽編) (コバルト文庫)

炎の蜃気楼シリーズ(26) 怨讐の門(黒陽編) (コバルト文庫)

炎の蜃気楼シリーズ(27) 怨讐の門(黄壤編) (コバルト文庫)

炎の蜃気楼シリーズ(27) 怨讐の門(黄壤編) (コバルト文庫)

炎の蜃気楼シリーズ(28) 怨讐の門(破壤編) (コバルト文庫)

炎の蜃気楼シリーズ(28) 怨讐の門(破壤編) (コバルト文庫)

長い長い四国編も戻れないところまでやってきてしまってついにファイナルステージ突入です。四国どころか日本、各地で心霊現象どころか山ふっとぶは四国は裏四国成ってるし愈々大変なことになりました(笑)思えば1作目からして町一個壊滅してたしなー、ああ懐かしい。こうなったらラスト富士が噴火してももう驚かないと、思います。最終決戦地はどこだろう…。やはり安土?因縁の阿蘇に戻ることはないと思うけども関が原かー?ああでもお屋形様もむぐむぐ。
ここまででシリーズ10年目らしいのですが、これリアルタイムではまってたら待たされる間がたまんなかっただろうなーと思います。面白い。凄く面白くなってきましたよ。*1赤鯨になってからのほうが面白いと感じたのはやはり1部とか2部とかは景虎さまのスタンドプレーが目立つからというかやはり直江との距離だったのですかね。女王さまだし。
読み始めは高坂が気になって仕方のないキャラでしたけどもだんだん直江寄りです。無間浄土なんて直江が出てくるまでに134ページもかかっててやきもきしましたもの。久々に綾子さん、というよりも最終決戦に向けてキャラ大集合みたいになってきましたし。もう延々景虎さまと直江追っててくださいと思いつつ熊野の民もでてきたところでどう収束されていくのかが楽しみで、怖いところ。直江の下を飛び出したとき、既に一般的な幸せなエンディングという道が絶たれてしまった気がしないでもないですが、せめて笑顔で安らかな終わりだといいなと切に願うところであります。あと10冊…。完結してるという安心感はあるけどああもう早く読みたいけど一気に読むのがもったいないような(今更いう)。そして借りたみなぎわDVDとかも見たいけどもやっぱり先が気になるしああでも(無間ループ)

*1:ほんとにはまりこんだときってもう何がいいのかわかんないけど兎に角「面白い」という言葉しかでてこない貧相なわたしの脳細胞。